ドライブチェーンメンテナンス

 

チェーンメンテナンスとはチェーンの動きを良くする為にチェーンルブを吹き掛けるといったことを聞いたことはないだろうか?
バイクに使われているチェーンのほとんどはシールチェーンと呼ばれているもの。シールチェーンというのは必要な部位にグリスを封入してあり潤滑している。そのグリス漏れを防ぐゴム製のシール(Oリング)はサビが発生してしまうと簡単に切れてしまうので、サビを発生させないよう防止することがチェーンルブを吹き掛ける目的。
チェーンルブを使うのは「潤滑」ではなく防錆。チェーンクリーナーはなんの為にあるのかと言うと、チェーンルブは遠心力によって飛ばされてしまう為、遠心力に耐える粘性を持たなければならない。粘性があることによってフロントタイヤから巻き上げたゴミなどが付着しやく、その付着したゴミがゴム製のOリングを傷つけてしまうのでチェーンメンテナンスの際は一度クリーナーを使って古いルブとゴミを取り除くのがクリーナーの役目でありチェーンメンテナンスとはゴム製Oリングを保護する為クリーナーで汚れを落としチェーンルブでサビ止めをするのがチェーンメンテナンスの本来の意味である。メンテナンスを実施した方が良い距離は約500キロ〜1000キロ走行後、またサビが発生しやすい雨天走行後にメンテナンスを実施することが望ましい。

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