ブレーキフルード

ブレーキフルードについて。
エンジンオイルと同様ブレーキフルードも消耗品の一つであり定期的な交換が必要であり、ディーラーに車検をお願いすると、ブレーキフルード交換しておきましたときたことはないだろうか?
自動車・バイクには、近年油圧式ブレーキが採用されておりブレーキを掛けるとブレーキキャリパー内のピストンが押し出され、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられてスピードを落としたり停止したりするための制動力が得られる。ブレーキキャリパー内のピストンを押し出す作動油が「ブレーキフルード」である。ブレーキフルードは吸湿性があり、長期間使用していると空気中の湿気を液内に取り込んで性能が低下する。湿気を吸うと沸点が下がるため、ブレーキから沸点を超えるほどの熱が伝わったときに沸騰して気泡ができ、圧力の伝達を阻害する。これは「ベーパーロック」と呼ばれる現象で、こうなるとブレーキペダルを踏んでも正確に力が伝わらず、ブレーキが効かなくなってしまいます。劣化したブレーキフルードを使い続けると、ベーパーロック現象を引き起こしやすくなり、結果、ブレーキが効かず大事故につながる危険性が高くなる。ブレーキフルードには、3種類「DOT3」「DOT4」「DOT5」があります。アメリカ国内向けの規格で区別されており、日本のJIS規格でも「JIS3種」「JIS4種」「JIS5種」と同等の性能で販売されています。中にはアメリカ規格、日本規格ではない物が流通しているの注意してください。なぜ3種類あるかと言うと、沸点の温度が違うのです。DOT3=ドライ沸点205℃以上・DOT4=ドライ沸点230℃以上DOT5=260℃以上と数字が上がるにつれて、沸点が高いフルードの方がハードブレーキングにも耐えることが出来ます。
ブレーキフルードの交換時期は明確に決められておらず、車検整備時2年に1回の交換が一般的である。新しいブレーキフルードは薄い黄色やあめ色ですが、空気に触れて酸化が進むと茶色や黒色に変化してきたら早めの交換を。

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Author: 工場長(和田悠輝)