ナポリタンは横浜の味

昔ながらのナポリタン。ちょっと長めに茹でたパスタにケチャップと玉ねぎ、ピーマン。Cafe Jack in the Boxのナポリタンにはベーコンが2枚。ほんの少しの鷹の爪と隠し味を少々。
ナポリタンは家庭でもよく食べられるメニューですね。だからこそ家とは少し違うお店のナポリタンをぜひ。

ではなぜ横浜の味なのか。
イタリアのナポリが発祥ではないということはご存知の方も多いでしょう。もちろんナポリにナポリタンはありません(笑)
諸説あるようですが、昔から愛されているナポリタンの発祥についてちょっとお話。

日本で初めてナポリタンを提供したのは、横浜ホテルニューグランド。
総料理長が、スパゲッティにケチャップをかけて食べている進駐軍の米兵を見て、ケチャップだけでは味気ないと思い、トマト、玉ねぎ、ニンニク、トマトペースト、オリーブオイルでトマトソースを作り、炒めたハム、ピーマン、マッシュルームを加えてソースで和えたスパゲッティを考案。その料理名が「スパゲッティナポリタン」
でも…ケチャップが使われていないじゃないかー!
そこで登場するのが横浜野毛の洋食レストラン「センターグリル」です。こちらではトマトを使わずトマトケチャップを使っていました。加工が大変なトマトソースを使うよりも、ケチャップを使うのが町の洋食屋さんぽいですよね。
ニューグランドが発祥か!センターグリルか!と諸説あるようですが、センターグリルのシェフとニューグランドの料理長はお知り合いだったとか。なんとなく納得できますよね。

というわけで、どちらも横浜なのでナポリタンは横浜の味ということでよろしいでしょうか?(笑)

Cafe Jack in the Boxのナポリタン。ぜひ召し上がってみてくださいね^^

Author: ゆきねー(小板橋由紀)