タグ: モトグッツィ
昭和のバイク
昭和という時代は遠い過去の物になりつつある。ある世代ではノスタルジックな印象の中で風化したセピアに色褪せた写真のように思えたり、ある人にとっては近代では許容し難いモラル無き悪の時代と考える事もあるのだろう。いずれにして…
永遠の咆哮
2年前の今頃、僕はこのモトグッツィルマン3 をある方から譲り受けた。 金額は気持ちだけで良いから、転売したりせず、治して乗ってくれる事。 それがその人の願いだった。 その人が亡くなった。 10年くらい前、ここにコイツは…
青春の鼓動
ガソリンコックを回し、キーを差し込む。 キャブレターの加速ポンプを作動させる為にスロットルを2度僅かに煽り、スタータースウィッチを親指で押す。少し長めのクランキングの後、愛機が獰猛な身震いをするようにして目覚める。 バ…
Vespa50s
#Mods ムーブメントという流れが過去にあった。それは、ファッションとバイクの融合でもあり、若者の文化でもあった。 イギリス発祥のそのムーブメントは1960年代に大きなうねりとなり、若者、ファッション、音楽、といういつ…
僕のガレージライフ#1
さて、我が家はマンションなので当然、 #ガレージ などという物はない。僕の趣味は多岐に渡り、呆れ変えるほどの物や大量の道具で溢れかえっている。 時折、どうしたものか?と悩む事も多く、荷物を整理しろと言われても自分の中では…
僕とオートバイ#1
まるでその乗り物が若さの象徴であったような時代がある。それはきっと遠い遠い過去の話であって、それが忘れられない連中が中年になってから戻ってきたりしてリターンライダーなんて呼ばれている。 僕の周りでは若者もたくさんこの…
モトグッツィルマンⅢ
#レビュー 回顧主義ではないが、古い家具や機械に憧れる若者も少なからずいるだろうし、真新しく進化し続けている安全で便利な機械を求める人も多いだろう。 それでも愛してやまない物としての魅力は、おそらくは青春時代に何を感じて…
僕とオートバイ#2 生きる
僕が今日、居なくなってしまうかもしれないと君に言ったら、いったい君はどんな顔をするのだろう。 何を言ってるの?なんて、きっと笑うかもしれないね。だって今ぼくはとても元気で、君の前で一緒に笑っているのだから。 カバーを外…